MCP連携で複数ツールの橋渡しをAIに奪われた話
複数ツールの橋渡し作業MCPClaude DesktopTypeScriptSlack APIGitHub API
作業時間の変化
Before
月8時間
→
After
ほぼ0
奪われ度:
★★★★★
奪わせる前
開発チームのリーダーとして、毎日こんな作業をしていた:
- Slackで飛び交う要望をGitHub Issueに転記
- GitHub PRのレビュー状況をSlackで共有
- Notionの議事録から次のアクションアイテムを抽出してGitHubに起票
- 各ツールのステータスを手動で突き合わせ
ツール間の「橋渡し」が仕事の大半を占めていた。情報は各所に散らばり、コピペの往復で1日が終わる。これは人間がやる仕事じゃない、と常々思っていた。
奪わせ方
Claude DesktopのMCP(Model Context Protocol)を知り、各ツールのMCPサーバーを構築した。
まずSlack MCPサーバーを作成:
import { Server } from "@modelcontextprotocol/sdk/server/index.js";
import { WebClient } from "@slack/web-api";
const slack = new WebClient(process.env.SLACK_TOKEN);
server.setRequestHandler(ListToolsRequestSchema, async () => ({
tools: [
{
name: "search_messages",
description: "Slackメッセージを検索",
inputSchema: {
type: "object",
properties: {
query: { type: "string" },
channel: { type: "string" },
},
required: ["query"],
},
},
],
}));
同様にGitHub、NotionのMCPサーバーも用意し、Claude Desktopの設定に追加:
{
"mcpServers": {
"slack": { "command": "node", "args": ["./mcp-slack/index.js"] },
"github": { "command": "node", "args": ["./mcp-github/index.js"] },
"notion": { "command": "node", "args": ["./mcp-notion/index.js"] }
}
}
これで、Claudeに「今週のSlackの要望をGitHub Issueにまとめて」と言うだけで、ツール横断の作業が完了するようになった。
奪わせた感想
良かった点
- 3つのツールを行き来する必要がなくなった
- 情報の抜け漏れがゼロに
- 「橋渡し」ではなく意思決定に集中できるようになった
学び
- MCPは「ツール間の接着剤」として最強
- 一つひとつのMCPサーバーは小さくても、組み合わせると威力が爆発する
- AIが複数ツールのコンテキストを同時に持てるのが革命的
奪われ度は文句なしの5。人間がやる必要のなかった仕事の代表格。MCPのおかげで「AIに仕事を奪われたい」を体現できた。